タイの旬の果物
タイに関わって早20年近く。
もともと果物はあまりというかほとんど食べないので
「いいなータイに住んでると果物食べ放題だよね」と毎度毎度言われる言葉に
いや、別に果物そこまで興味ないし・・・とごにょごにょ。
しかし最近年のせいか、タイから離れる日が近づいてきたからか
果物にもすこーし興味が出てくるように。
毎朝小さい市場を通るし、旬の果物を食べようかと調べると
ลองกอง ラムヤイ(龍眼)とลองกอง ローンコーンが旬らしい。
タイ人に「これ、どっちが美味しい?」と聞くと笑いながら左のラムヤイを一つ剥いてくれて
「ラムヤイは甘い。ロンコンはすっぱあまい」と教えてくれた。
甘いか酸っぱいかで好みが分かれるから、どちらがおいしいとは言えないよね。
ラムヤイはその昔、ゲストハウスで風邪を引いた時に
同じゲストハウスに泊まっていた日本人の男の子が
風邪にいいとかで持って来てくれた思い出がある。
その時は、初めて見るこの枯れ枝についた黄土色の物体はなんだろうと恐々だった。
薄い皮に爪を入れ、するりと剥いてみると半透明の果肉があり薄く甘い。しいていえばライチに似ている。
ロンコンの方がみずみずしい。実はみかんのように房に分かれている。
この連なりの間に蟻や虫が仰山いるので
虫嫌いな自分が買うならラムヤイ。
誰かが剥いてくれるならロンコンでもいい。
ラムヤイ1キロ50バーツだったけど、実が100個くらいあったので
メーバーンと受付のコにお裾分け。
ロンコンはキロ40バーツだった。
因みにラムヤイ剥いてたらジェルネイルが剥がれました。
お気を付けください。
ラムヤイの効能
脈硬化や高血圧、糖尿病の予防に龍眼が有用とされます。また、便秘や貧血を改善したり、疲労回復の作用があるとされます。その他、脳の働きを保つのを改善させる働きもあると言われています。りゅうがんに含有される成分では食物繊維やコリン、ナイアシン、ビタミンB2、カリウムなどがあります。食物繊維は癌の予防や糖尿病、動脈硬化を防ぐのに有用とされていますが、これは老廃物や有害物質、糖質、コレステロールなどが腸管から吸収されてしまうのを阻害し、その排泄を促す作用があると言われているためです。また、排便量を増加させ、腸内善玉菌が増えるのを活発化させる働きもあるとされ、整腸作用があると考えられています。コリンは神経伝達物質の前駆体となるもので、脳の働きを維持する作用を改善させる効果があるものと考えられています。当該成分は脳内に存在するコリンの濃度を上昇させる働きがあると言われているため、記憶力を高めたり、老人性認知症の改善に役立つのではないかと指摘されています。また、血管拡張作用があると考えられているため、動脈硬化や高血圧を防ぐのに有用とされています。その他、コレステロールを低下させたり、脂肪肝を防ぐ働きなどもあると言われています。